福岡県町村会の裏金接待旅行「前副知事が要求」(読売新聞)

 福岡県町村会の裏金による県幹部接待疑惑で、詐欺容疑で再逮捕された元町村会事務局次長、田中剛佑被告(70)(詐欺罪で起訴)が「副知事から北海道に連れて行くよう要望されたので、旅行計画を立てた」と話していたことが、町村会関係者への取材でわかった。

 旅費は「視察費」として町村会の予算から支出されており、福岡県警は、中島孝之・前副知事(67)らの接待には、裏金だけでなく、正規の金も使われていたとみて解明を進めている。

 関係者によると、田中被告は「副知事が『北海道に行きたい』と言っている」として、自分や町村会業務課参事、天野敏哉被告(49)(同)が同行する旅行の許可を得ていた。

 旅行は、東京で毎夏開かれている町村会の研修会に合わせて企画された。研修会後、北海道のほか、東北、関東地方の観光地などへ行っていたという。

 町村会の職員である田中、天野両被告は「出張命令書」、中島前副知事には「出張依頼書」が作成され、旅費はすべて町村会側が負担していた。

 田中被告は旅行について「上司から副知事を慰労するよう指示されたため、招待した」と供述しているが、この上司は読売新聞の取材に対し、「自分はそんな指示はしてない」と話している。

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