「極刑に」 大阪・梅田のひきずりひき逃げ事件公判で遺族陳述(産経新聞)

 大阪市北区梅田の交差点で平成20年10月、会社員の鈴木源太郎さん=当時(30)=を車ではね、約3キロ引きずって死亡させたとして、殺人と自動車運転過失傷害、道交法違反(ひき逃げ、無免許)の罪に問われた元ホスト、吉田圭吾被告(24)の第6回公判が20日、大阪地裁(遠藤邦彦裁判長)で開かれた。鈴木さんの妻と弟が意見陳述し、涙ながらに「極刑にしてほしい」と訴えた。

 妻は鈴木さんについて「子供好きで誰からも慕われ、自分よりも相手を優先する人」と話し、「私は主人と長男の会話と笑顔を見るのが一番の幸せだったが、もう見られない。笑顔の主人がどんな顔で死んだか、想像できますか」と訴えた。

 また、事故の2カ月後に出産した長女が生後2週間で死亡し、自分を責め続けていることを告白。「主人の命を奪われ、通夜や葬儀と休む暇がなかったことが長女の死に結びついた」と述べ、吉田被告に対して「あなたは主人と長女の2人を殺したも同然。また被害者が出るのではと危惧(きぐ)する」と話した。

 また、弟は「被告は検察官の質問に『覚えていない』と言い、逃げているとしか思えない。できるなら(鈴木さんと)同じ目以上のことをやりかえしてやりたい」と述べた。

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