<自民党>参院選目標定まらず「改選第1党」壁高く(毎日新聞)

 年が明けても自民党の参院選の目標が定まらない。24日の党大会で採択する今年の運動方針案では「改選第1党」を打ち出す構えだが、ハードルは高い。それを見越したかのように、谷垣禎一総裁や大島理森幹事長は具体的な数字への言及を慎重に避けている。参院選比例代表の「70歳定年制」問題も尾を引きそうな気配で、なかなか反転攻勢に踏み出せないのが実情だ。

 年末年始に4人が離党したため、自民党の現有議席は78(改選42、非改選36)。民主党は非改選議席が62あり「発射台」が違うため、次期参院選で自民党が改選・非改選の合計で民主党を上回るのは厳しい情勢だ。改選第1党はいわば次善の目標だが、これを達成するにも50議席台が必要になる。自民党は「小泉旋風」が吹き荒れた01年こそ64議席を獲得したものの、その後は49議席(04年)、37議席(07年)と減り続けており、党勢が低迷する中、「50」は簡単な目標ではない。

 候補者擁立作業も遅れ気味だ。大島氏は12日の党役員連絡会で「党大会までに選挙区は30人ほど紹介できる」と説明したが、現在公認が12人の比例代表候補については「さらに追加し、努力して紹介したい」と述べるにとどめた。

 こうした中、田野瀬良太郎総務会長は11日、奈良県の会合で「少なくとも現有議席を確保しなければいけない」と述べ、執行部として初めて目標に言及した。ただ、現状維持では改選第1党に届かないばかりか、政権奪還への弾みもつかない。田野瀬氏は谷垣氏の側近だけに、「谷垣降ろし」にいち早く予防線を張ったとの見方も出ている。【坂口裕彦】

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